定期試験期間には、雑談として他の科目のことも生徒と話すことがあります。「古文の助動詞がまったく覚えられない」という生徒さんがいらっしゃったので、1つこんな話を。
最近「だいじょばない」という謎の(?)言葉が流行っているみたいですが、これをちょっと古典的に。
おそらく「大丈夫」→「だいじょーぶ」→「だいじょぶ」(名詞)という言葉が動詞化したものだと考えれます。
この言葉の「だいじょ」までを語幹と捉え、終止形「だいじょぶ」がuで終っていることを考えると五段活用(古典の四段活用)が自然なのではないでしょうか。
ここに「ない」を接続すると、古典でいえば、(みんな歌って覚えましたよね?)打ち消しの助動詞「ず」が「ない」にあたり、助動詞「ず」をつなぐべき直前の動詞の形は、、、未然形になります。
したがって、五段活用の未然形「だいじょ-ば-ない」となるわけです。
さて、それはともかくとして、助動詞をつなぐべき活用は歌で覚えてしまいましょう。僕の高校では「アルプス一万尺」で覚えました。
学校で習った歌が覚えにくいということであれば、youtubeを検索してみてください。
例として、ひとつ載せておきますね。