考数塾の数学「通常基礎クラス」では、各単元が終った後、必ず授業内容の確認試験を受けてもらっています。本日は、確認試験の内容をご紹介させていただきます。
授業で扱った問題の中から5題ほどを出題し、30分で解いてもらいます。
問題は、授業プリントの中から、まったく同じものが出てきます。
「えっ、まったく同じでだいじょうぶなんですか?」
と思う方もいるかもしれませんが、
「ひとつの問題の解法を徹底的に覚える」ということが
数学の成績に劇的に影響を及ぼすことを入塾後しばらくで体感すると思います。
ほんとに、その1題だけでいいんです。
けど、案外これでも点数が取れない人が多い!でも、安心してください、以下の追試がございます(笑)
上の確認試験を行い、80点以上取れなかった場合は、追試になります。もちろん、確認試験とは出す問題を変えて、授業プリントの中からまたそのまま出題します。
追試も80点合格でハードルは高そうですが、授業の中で一度みたことがある問題のはずなので、よろしくお願いします。
追試は3回までで、3回落ちると保護者面談をすると生徒を脅しております(笑)が、グループ指導生でまだそこまでいった方はいません。
開校当初から行っている確認試験ですが、塾長の経験則としては、所沢高校・川越南高校は最初の確認試験が0〜40点程度、所沢北高校だと60~100点程度くらいになります。うちの授業はわかりやすいと好評で、つい授業中にはわかった気になってしまうのですが、実際に確認すると、生徒の実感とは裏腹にそんなものなのです。
それでも、皆さん、追試3回目までにはなんとか80点以上を取って受かるので、よろしくお願いします。
さて、大変面倒な確認試験かと思うのですが、これをやってくれないと「ざるで水をすくう」ようなもので、いくら授業をしても効果がありません。授業で扱った問題の2割程度しか完答できないようではまずいですよね。
大手予備校ではそのような状態でも次々と講座が進んで行くと思います。
確認試験・追試験がなかなか受からない場合には、アドバイスを与えたり、塾の自習スペースでこういう勉強をするようにと指示を与え、居残り自習などをさせることもあります。
けれど、確認試験にしっかり受かってくれれば、その単元においては、所沢北高校の定期試験でもクラス上位になることを保証できます。問題としては、入試を見据えた北高の定期テストより難しい内容です。それを、平易な道理の組合せで説明してしまうので、授業の中では簡単に理解できてしまいます。あとは各自内容を徹底的に定着させて、自力で解答を書けるようにしてください。